【京都市会決算特別委員会より】
10/20 市長総括質疑
京都市会では10月6日から14日まで、全議員が3つの分科会に分かれて局別審査を実施、10月20日、21日には全議員出席のもと局別審査を踏まえて総括的に市長等に直接質問する総括質疑を開催しました。
🔸私は、10月20日に開催の総括質疑で、令和6年度の行財政改革の成果と課題、ならびに令和7年度本格予算の評価について市長に質問しました。
🔸松井市長は、これまでの削減重視から市政の価値創造へと転換したことを強調し、市民や関係団体との対話を通じて、多様な主体との協働強化、市有財産の横断的管理と活用、市役所業務の効率化、職員の組織活性化を四つの柱として成果を挙げたと回答しました。
🔸続いて、芸術大学の崇仁地区への全面移転と東南部エリアの文化芸術ゾーン整備を例に挙げ、歴史的な地域課題や人権尊重精神の発信を重視すべきと指摘。市長も、地域住民との共生を図りながら新たな文化を創出し、世界に発信していく事業方針を支持しました。
🔸さらに、スタートアップ支援やアート市場の活性化を通じた成長戦略の強化が持続可能な財政基盤の構築と密接に関連すると強調し、市長もその見解を支持しました。
🔸これらの取組みは人口減少や財政制約が厳しい中で、京都の独自の文化や技術、クリエイティブ人材を活かした地域経済の活性化と財政健全化を目指すものです。


